"1本ごとに異なるグラン ヴィンテージの個性は、モエ・エ・シャンドンの醸造最高責任者が、特別な1年に収穫した果実の魅力を自由に解釈して誕生した味わい。 モエ・エ・シャンドン74番目のグラン ヴィンテージとなる2012の特徴は、見事に熟成したまろやかさ、複雑さ、そして味わう人を魅了するカリスマです。
グラン ヴィンテージ 2012の個性は、フレッシュネスと絶妙な調和をともなう柔らかい風味。春から夏へと向かう季節の移ろいを感じさせるシャンパーニュです。 この年は黒ぶどうの中でも特にムニエから醸造したワインの質が高く、アッサンブラージュで中心的な役割を担いました。このため2012年に限り、シャルドネの存在感を抑えたブレンドとなっています。 シャルドネ 41％、ピノ・ノワール 33％、ムニエ 26%で構成されます。
セラーでの熟成期間：最短5年間
デゴルジュマン後の熟成期間：最短6ヶ月
テイスティングノート:
明るい外観：緑色がかった明るく淡い黄色/きめ細かく均一な泡 ＜br＞ フレッシュなブーケ：新鮮な白い花々の気配から、やがてクルミやヘーゼルナッツ、ラスクのニュアンスをともなう黄金色の甘いペストリーの香りへ変化。キレ味のある熟したての果実、洋梨、白桃、ネクタリンのアロマも感じられます。
調和のとれた味わい：第一印象は、しなやかさとみずみずしさ。次にカシミアのようにやわらかなテクスチャーが広がります。立ち上がりの甘みは、やがて長く尾をひく酸味のストラクチャーへと変化し、魅惑的なピンクグレープフルーツのニュアンスが際立たせるヨードの風味とともに、スパイシーな香りのフィニッシュが訪れます。 "